日本の最南端に位置する沖縄県は、県庁所在地の那覇市のある沖縄本島をはじめとした大小160の島々から成り立っています。その中で人が住んでいる島は、沖縄本島・石垣島・宮古島など49島あります。現在、沖縄県の人口は約137万人で戦後から人口は増加し続けています(参考:平成19年人口移動報告年報(沖縄県))。また、沖縄県の合計特殊出生率は1.78と全国で1番です(参考:平成20年度人口動態統計(厚生労働省))。沖縄の気候は一年を通して暖かい亜熱帯海洋性気候であるため、真冬でも10℃以下になる日はほとんどなく、10月まで海水浴を楽しむことができます。一方で、6月?10月には平均7?8回の台風が接近・上陸し、大きな被害がでることもあります。

沖縄では、気候や風土の特徴を生活に沢山取り込んでいます。例えば、台風に備えて、昔からフクギという木や石垣の塀で家の周りを囲い台風に備えていました。現在では、コンクリートで作られた家が多く、屋根を平らにすることで台風対策をしています。沖縄で島と島を移動するには飛行機か船がありますが、島内では主に路線バスやタクシーが利用されています。また、観光客向けにはレンタカーやレンタサイクルなども貸し出しされています。

沖縄の人々が話す独特の方言は、3?6世紀頃に日本祖語から枝分かれて独自の発展を遂げたと考えられています。一口に沖縄方言といっても本島・奄美・宮古・八重山といった地域により発音などが異なり、県民同士でも言葉が通じにくいことがあるほどです。また、沖縄の人々には先祖を敬い、大切に祀る風習が根付いています。トートーメー行事という家庭内の位牌をまつる年中行事や祖先の霊を供養するために旧盆の時期に沖縄各地で踊られるエイサーなど、日常生活や地域行事の中で今も受け継がれています。
